本論文では、間欠的な故障や悪意のある通信が存在する状況下でも、正当なエージェントが正しいコンセンサスに収束できるアルゴリズムを提案する。提案手法では、時間変化する適応的しきい値を用いて、正当なエージェントと悪意のあるエージェントを識別し、正当なエージェントのみを用いてコンセンサスを達成する。