本論文は、新規物体の6次元姿勢推定を行うゼロショットフレームワーク「ZeroPose」を提案している。ZeroPoseは、発見-方向付け-登録(DOR)の3段階のパイプラインを採用し、CAD モデルを参照することで、物体発見と姿勢推定を ゼロショット で実行できる。
発見ステップでは、Segment Anything Modelを使ってシーン内の全インスタンスを発見し、CAD モデルとの特徴マッチングによって各インスタンスを関連付ける。
方向付けステップでは、パッチレベルの特徴マッチングによって、インスタンスの観察視点を推定し、CAD モデルの見えている部分のみを抽出する。
登録ステップでは、階層的な特徴マッチングによって、インスタンスのポイントクラウドとCAD モデルのポイントクラウドの対応関係を推定し、姿勢変換を算出する。
実験結果では、ZeroPoseがゼロショット手法としてオブジェクト特化型手法と同等の性能を達成し、最先端のゼロショット手法に比べて50倍の高速化を実現している。
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by Jianqiu Chen... at arxiv.org 10-01-2024
https://arxiv.org/pdf/2305.17934.pdfDeeper Inquiries