本論文では、Booth 乗算器の部分積配列を切り詰めることで、回路面積と消費電力を削減しつつ、数学的に保証された忠実な丸め込み動作を実現する手法を提案している。
まず、Booth 乗算器の非可換性を補償するための最小限のハードウェアオーバーヘッドを示す。次に、Booth 部分積配列の切り詰めによる最大誤差の厳密な数学的境界を導出する。これらの情報を利用して、効率的な忠実丸め込み可能な Booth 乗算器を設計する手順を示す。
提案手法の合成結果では、従来の切り詰め乗算器と比較して、最大で31%の面積削減と38%の消費電力削減を達成している。また、形式的検証手法を用いて、提案手法の正当性を最大42ビットまで証明している。
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by Theo Drane,S... at arxiv.org 04-23-2024
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